モチーフは言わずもがなで、起きてしまった/これからも起きるかもしれない出来事に対して、価値観や思想の変化は年齢出身問わず起こる/起きてしまうことは、コロナ禍を経てあるあるくらいに見るようになった。それでも変わらずに生活は続き、気持ち悪いほど世界は形を保とうとする。あした地球はこなごなにはならない。
その中で変わらないものと変わっていくものを受け入れるのと歪でも愛みたいな姿勢のセカイ系の系譜としてわかりやすく今の出来事に寄り添っているように感じてとても良かった。
一瞬の凄まじいカットが一つでもあれば映画は最高だと思っていて、それを自覚的に80,000回くらいやっていて快感が半端なく、原作読んでないから取捨選択は分からないものの、構成の良さが恐ろしいほど良かった。
