終わりのカウントダウンが迫る中、2人の｢ふざけ愛｣は大学生編へ。始まる戦争、終わる世界、歪な｢青春｣の行き着く先とは………
（良い意味で）大量の謎を残していった前章と違い、全ての謎を解き明かしていく行程が気持ちいい。急展開を迎えるのが比較的かなり終盤で、これ全部回収しきれるのかなぁ………と思いもしたが、ちゃんとキレイめに締められていて満足。それがハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは………是非自身の目で確かめて頂きたい所。
やはりこうした世界がヤバい系SF作品に｢愛｣という潜在的なテーマは欠かせないと確信。それが恋情だろうと友情だろうと関係なく、愛だけの為に世界を滅ぼす、或いは救う展開はあまりにも美しい。
にしても『エヴァ』に『インターステラー』に『2001年宇宙の旅』と、どうやら開発陣はその辺のSFが大好きらしい………映画好きとしてはめちゃくちゃに嬉しい所ではある。
