荒野のパイナポー

ミシシッピー・バーニングの荒野のパイナポーのレビュー・感想・評価

ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)
2.0
アラン・パーカー作品ということで気になっていた作品でした。映画としては良くできてるんですけど、根幹と言うか大事な部分でうーん、どうにも残念。

そもそもこの事件にFBIが出動するっていうのがおかしな話というか。長官のフーバーは反公民権運動ですもんね。制作当時はそれが公になってなかったのかしら?とは言え、地元警察と戦える存在と言ったらFBIくらいしか思いつかないのもわかるけど。

あと解決の仕方が暴力と脅迫って、やっぱどうなのよ?後半ほとんど東映ヤクザ映画みたいだったよ。まぁ正攻法ではどうにもならなかったのはわかるけど、それで良いのか?そこまでひっくるめての問題提起?かなしい話だね。

それにしてもいまだになくならない人種差別、どうしたもんかね。