ShotaOkubo

いますぐ抱きしめたい 4Kレストア版のShotaOkuboのレビュー・感想・評価

3.8
一つの映画として見れば、いささか凡庸かもしれないが、ウォン・カーウァイのフィルモグラフィーの中で見ると、ピカピカと輝いている。チンピラが1人と大筋が二つ、そして、何よりもウォン・カーウァイの刻印が三つある。タランティーノ的な筋書きこそないが、脚のない鳥(すれ違い)、ミュージック・ビデオ的な触感、空間的断片の連なりがある。監督デビューから既にウォン・カーウァイの刻印が打たれている。
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