「生きてこそ」をもう何回も観ているが、30年前の映画なのに本当に名作だと思っている。
30年の月日でさらに映像がリアルに細部にわたり飛行機事故の衝撃や雪山の怖さを痛いほど感じられた。
生きてこそは言ってもやはり映画としてのビジュアルやキャスティングであったが、こちら物語というよりドキュメンタリー風なのかなー。
雪山を越えるところもクローズアップされていて冷たい絶望感の長い長い72日間だった。
(私だったら速攻で指が死んでしまうだろうな…)
マスコミも世論も怖い。
英雄ではなくただ生きていくことに精一杯の状況でなにが悪いなんて事はない。
ゾンビが怖いとか霊や悪魔が、人が怖いとかそんな物語に飽きてしまっていたのでやっぱりシンプルに力強い話は心が揺さぶられる。
2024年1発目の映画に選んでよかった。