おひるね

雪山の絆のおひるねのレビュー・感想・評価

雪山の絆(2023年製作の映画)
4.0
雪山に墜落した後のサバイバル生活を描く。あっという間に事件は起こり、雪山に放り出される生存者たちが、自然の脅威に何度も襲われ、小さな希望が生まれるたびに、希望がことごとく壊されるのが絶望的でしんどい。

終わりが見えない中で寒さと飢えに2ヶ月以上耐える生活...「自分だったら」なんて考えることもできないほどの壮絶さでずっと身体に力をいれたまま見ていた。

理性や倫理観を超えた状況下での人と人との支え合いや、生との向き合い方がリアルなのに誠実で、目を背けることなく見ていられるし、展開や結末を知っていながらも、かなり見応えのある内容だった。
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