坂本龍一さんの最後の映画。
亡くなるおよそ半年前に撮ったこの作品。
全20曲は滑らかでありながら力強い。
また、息遣いからペダルを踏む音まで聞こえ、まるでそこにいるような感覚になる。
モノクロの映像が儚く感じさせた。
ラストの無人で動くピアノのシーンも亡くなってしまったのだと、とても切なくなった。
「Merry Christmas Mr.Lawrence」を聴いた時、私は鳥肌が立ち、涙が溢れました。
悲しく、美しい。
坂本龍一さんの生み出した数々の名曲はこれからも弾き継がれ、聴かれ続けていくのだろうと思う。
もっと早く坂本龍一さんの曲に出逢っていたかった、、。