メタってて最後結局何がフィクションなのかよくわからんかったな。
前半はあんまり起伏がなくて、中盤本を書き始めるくらいから面白くなり、白眉はモンクとシンタラの議論のシーンなんだろうな。
医者と作家の黒人家族がインテリなジョークをとばしながら、認知症や介護、貧困、不倫、LGBTの境遇といった現代の問題テンコ盛り、モンク自体がアメリカンフィクションであって欲しいような存在だった。
ラストもblack lives matter的なエピソードが白人に受けるという皮肉も良かった。最後に出てくるアジア人もハリウッドにおける白人主義を表現してるんだろうなー。
黒人差別を題材にしているという意味でジョーダンピールと比較されるみたいだけどぼくはわかりやすいからジョーダンピールの方が好きだなー
