アメリカのエンタメビジネスの歪みを描いた作品として語られることが多いけれど、私にはむしろ家族の物語として強く残った。知識ある小説家として孤立している主人公が、出版界への苛立ちだけでなく、どこにも居場…
>>続きを読むパーシヴァル・エヴェレットの小説『Erasure』(イレイジャー)をコード・ジェファーソン監督が脚本を兼ねて映画化。
原題: American Fiction
(2023、1時間57分)
ロサンゼ…
<固定観念の可笑しさと、捨て去る難しさと>
大学教員で作家でもあるエリソンはモンクのあだ名で呼ばれる。ある日、大学から休職を言い渡され執筆のため実家に戻るが、母は認知症を患い、姉のリサと弟のクリフ…
家族の確執と再生を描きながら一方でこれでもかと皮肉を描く。
前者で自身の価値観を揺さぶられながら、後者で世間の価値観を嘲笑う。
モンクが時に受容し、時に放送禁止用語をブチ上げたり頭を打ち付けたりす…