ルーク大佐

眠りの地のルーク大佐のレビュー・感想・評価

眠りの地(2023年製作の映画)
3.8
裁判映画やドラマにはあまり大ハズレがない。
つまらない裁判や判決、法廷論争の話ならばそもそも映像化は難しいからです。政治、社会、貧困、人種、人権などがテーマになる場合は多少重い内容になるが、それらの観点でこそ人の利害が衝突しやすいんです。
裁判は言葉を使った戦争であり、殴り合いだからね。

エンドクレジットでは、“Stand by me”と“主よ、人の望みの喜びよ”(バッハ作)が続けて流れるが、ここに本作のテーマが示されている。

最後に本作はドラマティックな内容にするため、実際の対話などとは異なると表記していたのを見て、もっともな話だなと。
法廷であの言葉通りの主張をしたとは思えないし。
ジェイミー・フォックスの金満弁護士役は似合ってる。
ルーク大佐

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