えす

サンクスギビングのえすのレビュー・感想・評価

サンクスギビング(2023年製作の映画)
3.0
ワッフルメーカーごときでゾンビ映画の様な暴動を誘発させる冒頭や、顔認証やインスタなどの現代性を取り込んだ描写が大変愉快。ただそれ以降は終盤まで活劇的興奮に乏しく、生真面目なサスペンスが顔を出してしまう。パレードのシークエンスでは、再び民衆が集うシチュエーションを整えただけに、手堅く終わってしまうのが寂しい。好きな作家であることに変わりないので、イーライ・ロスには俗悪なジャンル映画をコンスタントに撮っていって欲しい。
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