第36回東京国際映画祭 7本目
イスタンブールに住むある3人家族
夫のサリは求職活動中で、妻アイシャの稼ぎでなんとか生活している
そして彼らには6歳になっても言葉を話さない息子エムレがいた
彼の通院治療費も大変な中、家も探さないといけない
求職活動がなかなかうまくいかないサリは一時的にと、家族の唯一の移動手段であるバイクでタクシー運転手の仕事を始める
そんな時にある事件が起き、家族はますます大変な状況に陥る
細々ながらもなんとか生活している中で、突然の不幸に見舞われ、どこまでこの家族は追い込まれてしまうのかと、ハラハラしながら観ていた
両親の状況が悪化するにつれ、何も話さないエムレは感受性が高く、2人の気持ちに敏感に反応するかのように、状況が思わしくなくなるけど、ラストシーンでこの家族の未来に光が灯され、ホッとするとともにホロっと来た
