レイトショーにて鑑賞
事業家の義父母を婿養子が崖から突き落とす現場を偶然カメラに収めた中学生3人組
お金をむしり取ろうと婿養子を脅迫するが…
”大人を舐めるなぁ！！“
沖縄を舞台にしたサイコパス殺人鬼VS訳アリ中学生'sなジュブナイル・サスペンス
『サマー・オブ・84』をちょびっと思い出した
超面白かったし、羽村仁成の演技が素晴らしかった！
岡田将生演じるサイコパス殺人鬼と互角に渡り合う肝っ玉の座った中学生役を見事に演じてるし、表情も凄く良い。
初対峙時にコイツだけはちょっと何かが違うと岡田将生が感じるのも同類的なシンパシーに近いモノなのかな…？
まぁ自分が岡田将生やったらウザっコイツら…ってなったけど
岡田将生も軽薄で中身の無い殺人鬼役は見事にハマってた
意気揚々と殺害方法を語るのには笑ったし、ある人物が同じ様になってしまうのも良かった
サイコパス殺人鬼との一歩先を行こうとする心理戦、駆け引きがやがて大人達の無責任な振る舞いで苦しむ訳アリな中学生達の生き辛さからの解放へと向かう一筋縄ではいかない展開を見せ、運命共同体となるのも面白い。
もちろん裏切りや思惑もあっての事やけど
想い人の目的を果たす事で一生思い出を共有出来る刹那的な要素を含んだ青春劇
中学生という多感な時期にサイコパス殺人鬼と絡む一夏の危なかしい悪童日記
ジュブナイル要素とサスペンス要素が上手い具合にMIXされていて二転三転する展開が良かった！
ラストも超好き！
