Paula

唐獅子仮面/LION-GIRLのPaulaのネタバレレビュー・内容・結末

唐獅子仮面/LION-GIRL(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

The day came suddenly. In the year 2045, a tsunami of meteorites swarmed Earth, killing most life forms. Civilization came to an end. Countless meteorites fell from the sky, all over the planet, each containing 100 to 1000 times more destructive power than the atomic bombs that were dropped on Hiroshima and Nagasaki. All the continents sank under the sea. With 99.9% of the land gone, Earth literally became a planet of water. There were a very small number of survivors, about 7 million people, which was 1/1000 of the population prior to the catastrophe. The survivors from around the world fought their way to a small land mass in Asia, Tokyo, Japan. Miraculously, only a small amount of meteorites landed in the Kanto Plain. The entire country of Japan was destroyed, as were all the other countries. Tokyo became the only livable island on Earth. Those who survived the meteorites' hell storm in Tokyo, and some survivors who were able to land on Tokyo, killed each other for more food, more power. After 30 long years of bloody civil war, a man by the name of Nobuhide Fujinaga and his clan defeated all those opposing his authority, and he became the ruler of the new world. Modeled after the samurai totalitarian Tokugawa shogunate government, Nobuhide formed the Fujinaga shogunate and claimed the establishment of a new country, Neo-Nippon. But for those who survived the meteorites and civil war, their true enemy wasn't a dystopian world run by a fascist shogun. It was Fujinaga shogunate government's designated infectious disease, Anoroc syndrome. The meteorites that destroyed the Earth contained a mysterious ray inside the rock. If a human being is exposed to this ray, the cells in the body mutate and destroy themselves, causing certain death. But in very rare cases, some humans survive the exposure. Those who get exposed to the space ray and survive undergo a metamorphosis into horrific meteorite beasts. People call them Anoroc. Anoroc hunt and kill human beings for their life force. Anoroc are the true enemy of humankind. The name came from the Siberian cosmologies, Dr. Suriv Anoroc, who first warned humanity about the meteorite tsunami.

「牡丹に唐獅子、竹に虎」(lion and peony )
楊貴妃の名前もある牡丹は美しさの化身で "百花の王" でありライオンは "百獣の王" 、そして静けさの中の竹林には、何故か虎が冴えて見える。そのベストマッチなことは、古くから日本画のモチーフとして、一休さんのとんち話『びょうぶの虎退治』でも知られてもいる...
映画の中で唐獅子牡丹が仏教用語から由来するとあったのでくだらなさの権化のような映画でも勉強になりました。そして
「Man-Anoroc」もしかり
怪物アノロックが子供を宿したとき、その子供は、半獣半人の "Man-Anoroc" と言う最強の戦士となる。大昔にはメタモルフォーゼやセリアンスロープとしての狼男の半獣人や異種婚姻譚で知られる『美女と野獣』であり、古くからは無かったサブカルの世界観におけるどちらかというと漫画では「怪物でもなく、人間でもなく、中途半端な存在」として、鬼太郎の猫娘であり、ねずみ男であったのが半妖の登場から流れは変わったのかもしれない。ところで百獣の王ライオンも虫けら(虫類やそれを転じて人をいやしめて呼ぶ称)には弱くて牡丹に含まれるエキスがそんな小さな虫を寄せ付けないので百花の王が咲く地が百獣の王の安心の地でもあるとされ、「獅子身中の虫」と言う仏教の言葉はそんな逸話から生まれたとされている。だから "唐獅子牡丹" を背負った主人公の名前がボタンってね⁉
お堅いのはこれぐらいとして

セクシー系女性版 ➡ 快傑ライオン丸 見参 !!! ってか? ただし、時代劇というスタイルに西部劇のファクターを意識させたトンチンカンな時代考証に加え、武勇と侠気の二つの文字に恋心なんてものも味付けをした武侠映画としては "快傑ライオン丸" との共時性は認めるにしても、その反面、メテオ来襲後の自然環境の破壊に急激な変化や物の老朽化: deterioration(ディテリオレイション)なんて完無視をしている。ただコスチュームは少し似ているライオン繋がりで東映選抜のヤーサン映画、 "唐獅子牡丹"...ってか? 

暇してまんねん!? 
多分、英文を全部読むような酔狂なお方はいらっしゃらないと思うので。。。 そんなんだから、あたしのレビューなんて誰も見ないし~ぃ
でもね⁉ おねぇ~ちゃんのナレーションがチョッピリ卑猥過ぎたので載せてみました。(*^.^*)エヘッ💕
ナレーションの中で語られていたように東京だけがサバイバルを成し遂げ、築地一丁目居住区のテロップが出た後のその地の風景を見た瞬間に Neo-Nippon に住んでいるサバイバーたちのライフ・スタイルから住んでいる風景までも、しかもコミュニケーションにおいて必需品の言語も一変するって、指は詰めて、さらに腹切りってか?..."お笑いです、お笑い"

Anoroc: Who are you?
Lion-Girl: Lion-Girl, the last defender
     of Ninkyo. Stand with the
     weak, and fight the strong!
          (予告編の口上より)

この映像からキャラに至るまで雰囲気が個人的に言わせてもらうなら、くだらなさの頂点を極めた実写版・ナンチャッテ『ドラゴンボール』のオマージュ映画となりんす。「頭隠して尻隠さず」ではないけど「顔を隠して体隠さず」の名文句を残しながら... 必殺技を食らった者は「こりゃけっこう~」と昇天していく。でも本作のボタンの必殺技フォース・トルネードは "Fight the strong!" と吠えながら、アノロックの頭部をぶっ飛ばす。

またまた、あの卑猥なボイスがのたまい、そんな中、セクシー・全裸全開ってか?

They are in a state of scanning. When two psychic powers collide head to head, they create this mind meld lockdown. When they are in this sate, one of them has to be killed in order for the other to be set free again. This psychic duel to the death is called "scanning."

ところ変われば品変わる。
次は、新宿~ぅ! 新宿~ぅ! ・・・だった。そしてユニクロのロゴなのかと疑問に思う前に個人的な嗜好として
本当は、六番よりも七番が好きですマス、でも女性ファイターとかけて

♪親にもらった 大事な肌を
 入墨(すみ)で汚して 白刃の下で
 積もり重ねた 不幸の数を
 何と詫びよか おふくろに
 背中(せな)で泣いてる 唐獅子牡丹

カラータイマーじゃないけど背中で泣いている唐獅子牡丹の色で主人公ライオン丸、もとい LION-GIRL の生存・活力状態が分かるってか!?

兜をかぶっていないツルッパゲのダースベイダーが日本刀を差し、 LION-GIRL は、ラストに GOLD SAINT に大変態、もとい大変身⁉

そんな映画を配給したのが誰あろう?
社名を変更する前のTOCANA時代に見ると死ぬと言われた詐欺まがいの獣〇✖映画『アントラム 史上最も呪われた映画』を配給した"エクストリーム" ... そんな会社が配給する映画って、箸にも棒にもかからない程、くだらないのは言うまでもなく... それならなぜ☆5なのかはというと、そのくだらなさが言葉で表現できない程の代物という事と、人に見続けさせる悪質な不快さが最高という事で☆5です... 何か?
特に MAN-ANOROC であるボタンを鍛えるおじさんの名前が KEN-SAN (獅子倉健)であったり、ギミックと呼べない粗末な演出やエフェクト、小道具の中に警備員さんが持っているトーチを拷問用道具に転用している。(いっちゃん最初のスターウォーズのライトセーバーはカメラの電池入れを小道具さんが改造)それに比例するシナリオや筋書きの繋がりや意味不明な流れの悪さ。そして目障りなほど必要のないテロップで示す地名などなど... 全部載せれば八十郎になってしまって、この世からおさらばなんてね⁉
それと最後の最後に "カッツェ" をお下劣にした "あしゅら男爵" が出てきたときは、モザなしでは無理!無理‼ だから単純に「ドッチラケー」なんてね? 

ここで一言...
個人的には原案は永井豪とされているけどとっちゃん坊やの彼はただ名義を貸しただけで全ての創作は光武蔵人監督が作り上げたと考えたほうがいいかもしれない。それは探しても『唐獅子仮面 LION-GIRL』のキャラ原画あるだけで本自体を見つけることができなかったことによる。それと
ある国では、デジタル・プラットフォームで配信が開始され、NTSC方式のDVDソフトも販売されている。
本作のようにエクストリームに対して支離滅裂なソシリ、嫌みでした。本作のボタンのように所作を間違えた仁義、袋叩きでおさらばチャリンコ... 意味不明で疲れたので失礼します。
Paula

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