ないちん

特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースターのないちんのレビュー・感想・評価

3.8
20周年記念作品。
元々デカレンジャーはその名の通り、刑事ドラマのフォーマットを基に構成された作品。だからTVシリーズもしっかりしたドラマが展開されていた。
そして10周年の時は、当時のファン向けに、少し年齢層を上げて作られてるように感じた。けど今回は良い意味で当時のまま、地続きにある感じ。大人も子供も楽しめるファミリームービーになっていた。当時のファンに子供と来てねってことなのかな。

デカレンジャーといえば、いつも犯罪者をラストに「ジャッジメント」と言って機械を翳すと、その犯罪者が〇☓で判別され、☓が出れば殺害許可となり「デリート」と言って殺害される。これがどうも当時から気持ち悪かった。正義を名乗る者が〇☓の二択で犯人を有罪と決め、即デリート、「削除」ですよ。で、デリートして「ヤッター」…何か怖かった…
今回も、やはり当時準拠の作品なので、そのシーンはあったけど、やっぱり薄ら寒い思いがしたなぁ。

ま、それはさておき、作品自体は面白かったです。デカレンジャー初心者の方にも、新人刑事が彼等と絡む事で、彼らの事を知っていくという設定なので、分かり易いと思う。
個人的にはこの勢いで「スペーススクワッド」を再開して欲しいなぁ。
余談ですが、現在映画館を「あぶない刑事」と「デカレンジャー」が同時期公開で席巻してるのが面白い。😁 今は令和🤣
ないちん

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