かくわ

キック・ミー 怒りのカンザスのかくわのレビュー・感想・評価

3.3
カンザス州カンザスシティに迷い込んだ悪夢のような一夜。パンツ一丁で町中で駆け巡るカオス。

とにかく勢いがすごい。好きな人は好きだろうなぁ。(自分はそこまでだったけど)
人だけでなく動物も“多様性“。

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2024/03/30 松本CINEMAセレクト
アフタートーク
ゲイリー・ハギンズ監督

制作は資金難もあって10年かけて撮影。現在亡くなっている方も多くいる…

カンザスシティは、カンザス州(KCK)とミズーリ州(KCMO)の2つあり、KCKは経済的にKCMOに劣るものの、移民も含めて様々な人がいる。

出演者の中でプロの役者は2人のみで、主演は当時現役の警察官!

Choice of Kanazawa BEST FEATURE FILM

英語、スペイン語
字幕翻訳: 川野耕一

2024-060-058

以下、Filmarks未登録作品
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ザ・ボーイズ THE BOYZ
カザフスタン 2022年|89分| 監督:アブデル・フィフティバエフ

あらすじ--------
ボクシング、音楽、勉学とそれぞれの夢を追いかける十代の若者たち。 彼らは居場所が見つからず犯罪の世界に足を踏み入れるが、刺激的で楽しい瞬間も束の間、トラブルに巻き込まれてしまう。
果たして彼らは犯罪の道を抜け出し、居場所を見つけ成功できるのか・・・?
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まぁ正直話が行ったり来たりして分かりにくい感じはある。
というか、字幕に頻繁に“N“が差し込まれ、意味があるのかとそっちが気になりすぎて…(理由は最後まで分からなかった)

2024-057-055

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今昔鴉 The Old Young Crow
イラン=日本=アメリカ 2022年|12分| 監督:リアム・ロピント

あらすじ--------
東京に住むイラン人の少年がある老婆と仲良くなる。 その老婆の家に行っても誰もおらず、カラスに導かれて墓場に行くのだったが・・・。
流麗なアニメーションと絵本を実写と混じえて描く。 日本へも留学経験のあるリアム・ロピント監督は現在ニューヨークを拠点に活動中。
Choice of Kanazawa BEST SHORT FILM
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絵本の中に広がる映画の世界。日本が舞台。
日本語や文字を上手く使った内容で、映像の綺麗さもあってとても満足。

2024-058-056

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リプライズ Reprise
ドイツ 2021年|22分|監督:ケンジ・ウエレット

あらすじ--------
精神病院、映画撮影現場、それぞれの現実を飛び越し、ループしながら何が幻想か、何が現実かを探るジャンルを横断する実験的作品。
カナダ出身で現在はベルリンを拠点に活動するケンジ・ウエレット監督はピアニストでもある。
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短編でもこういった作品って取れるんだなぁと。

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体 KARADA
ベネズエラ 2022年|14分|
監督:オスカル・ロペラ

あらすじ--------
老いた教授に、日本から買ってきた刀を土産に渡す女学生。 「これは偽物だよ」とやんわり教えてあげる教授だったが、その偽物の刀をきっかけに二人の関係が変化する。
現在、ベネズエラの美術大学で学ぶオスカル・ロペラ監督による二作目の短編。
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外国人の日本刀好きは異常。

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アデュー、ゴダール Adieu GODARD
インド=フランス 2021年|83分| 監督:アマルティア・バッタチャリヤ

あらすじ--------
エロDVD視聴が唯一無二の生きがいの老人がいつものように村のビデオ屋でエロDVDを借りるが、その日は間違ってジャン・リュック・ゴダールの『勝手にしやがれ』のDVDが入っていた。
初めて見るゴダール作品に意味もわからず名状しがたい衝動を感じた老人は村でゴダール映画祭を開催すると無謀にも決意するのだったが・・・。 悲喜劇を交えた人間模様が抱腹絶倒のインド作品。
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抱腹絶倒…?とはならなかったけど、初めてのオリヤー語作品。
インド映画文化に染まった人(現地民)が、ゴダールを受け入れるのは難しいのではとツッコミ不可避の設定ですが、中々面白かった。
あらすじに書かれていない裏エピソードが、真のテーマなのかなぁ。

2024-059-057
かくわ

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