やっぱりカルカン

グレムリンのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

グレムリン(1984年製作の映画)
3.8
12月16日午後9時から、日本テレビ系「金曜ロードショー」の放送を視聴。有名な映画ですが最初から最後まできっちり見たのは初めてです。ちょっとおどろおどろしい雰囲気はあるけど、それがまた面白かった!

監督はジョー・ダンテ。恥ずかしながら監督作品の中で知っているまたは見たことがある映画はありませんでした。
脚本はクリス・コロンバス。グーニーズの脚本を書いた人で、ホーム・アローンやハリーポッターと賢者の石/秘密の部屋などの監督としても有名。(アズカバンの囚人は制作としてクレジット)
制作総指揮はスティーブン・スピルバーグ。この時点でもう面白さは確実!

好きなシーン
・ママの豹変ぶり
・ぶっ飛びババア

音楽がまたいいんですよね。子供の頃はなんとなく可愛い生き物が出てくるE.T.みたいな映画なのかなと思っていたのですが、メインテーマを聴いたらすぐ「おや、これはギズモがかわいいだけの映画じゃないぞ」とすぐ分かるような、でもリズムが軽快なのでどこか明るい感じもする名曲だと思います。
こちらの作曲家ジェリー・ゴールドスミスは他にオーメンやエイリアン、スタートレック ヴォイジャーなどが有名らしいです。

この映画を見て「かわいそう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ブラックジョークに抵抗ない方にはおすすめ。ストーリーも単純なので何も考えずに見るにはもってこいの映画だと思いました。

2023/12/11追記
本日テレ東で放送されています。モグワイ・ギズモ・グレムリンの違い(関係)が分からない方がいらっしゃるようなので以下にまとめます。

モグワイ→あの生き物の種族のことです。広東語で妖怪という意味で漢字では『魔怪』と書くらしいです。
ギズモ→あの生き物に付けた名前です。ビリーが父からプレゼントされた謎の生物モグワイに付けた名前が「ギズモ」。
グレムリン→モグワイが凶暴化した状態を指す呼称です。3つの決まりを破るとモグワイはグレムリン(悪い妖精・小鬼)になります。