最初から最後まで観た記憶がない映画なので思い切って視聴。
この頃の映画は舞台である「街」を人間・建物・車の要素で魅せているところがあってよいですね。ただ中身はどうかというと、ほとんどの登場人物にいい印象がない。主人公のうっかりで街が混沌と化しているんですが、グレムリンたちをまとめて潰すために主人公が映画館に迷いなく火を放ったりして結局お咎めなしかよといった冷めた印象に。
唯一この映画でよかったのが主人公のお母さん。
プロセッサーに巻き込んで1匹、包丁で刺して1匹、電子レンジでチンして1匹 合計3匹。
グレムリンを直接殺すシーンってあんまりない中で相当なキルレートです。
包丁のときなんか逆手で3回刺してますからね。
この一連の流れのとき、お母さんがすごいいい顔してるんですよ。
恐怖と殺意が混ざった顔。それが観れただけでも良かったと思います。