外国映画で誰かわからなくなる君

九十歳。何がめでたいの外国映画で誰かわからなくなる君のレビュー・感想・評価

九十歳。何がめでたい(2024年製作の映画)
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2024年5月21日TBSラジオの生島さんか蓮華さんの番組で当選した完成披露試写会を丸の内ピカデリーで鑑賞。
 登壇者は佐藤先生役の草笛光子、抑圧的な編集者役の唐沢寿明、佐藤先生の娘役の真矢みき、同じく孫役の藤間爽子、若手編集者役の片岡千之助、美容師役のLiLiCo、前田哲監督、司会は出演もしているTBSアナのエリカ様。
 その他の出演者は木村多江、中島瑠菜、宮野真守、清水ミチコ、オダギリジョー、石田ひかり、三谷幸喜、犬ほか。
 佐藤愛子のエッセイを元に物語を作った映画。面白かった。同じく実用書を物語にした『老後の資金はありません!』と同じテイスト。細かく笑わせてくるのに泣かされるとは思わなかった。大満足。2024年ベスト入り候補作ですね。意外な伏線もあった。
 中島瑠菜が結構よかった。『なのに千輝くんが甘すぎる』で観た時は「なんで主人公より美人を配役しなかったんだろう」と思ったけど。『鬼平犯科帳』の舞台挨拶に続き今日も生で見れてたらファンになってた。
 人生の大先輩の言葉が胸に響く。素敵なおばあちゃんですね。
 ただよくわからなかったのが佐藤先生と草笛さんは10歳離れているのに令和の話にしたこと。ちょっとよく知らないんですけど2023年に90歳の人って大正時代を経験してるの?