同じ場所にいないで色んな土地を彷徨うアリー。それはまさにこのタイトル通り"永遠の休暇"
ジャームッシュの卒業制作という事で、まだ荒削りな部分はたくさんあるし、批判されてる部分もあるけど、今の私にこの映画はかなり心に響いた。
「孤独でいるのに疲れたの」
「人はみな孤独だよ」
「孤独を紛らわせるために野心を燃やして仕事に没頭する人だっている」
このセリフと似たような会話を一昨日したばかりだから記録。
みんなどこかで諦めて同じ場所・状況にいてそれは安心に繋がるけど、自分の本質的に望んでいる事ではない。
エゴのような野心を燃やすくらいなら、自分ならただ漂流していたい。
そんなアリーのように正直に居れたらどんなに幸せだろうかと思ってしまった。
