あつき

Renaissance: A Film by Beyoncéのあつきのネタバレレビュー・内容・結末

Renaissance: A Film by Beyoncé(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

つい泣いてしまったポイント
・神々しすぎる登場シーン
・プロフェッショナルとしての強さがすでにカンストしているビヨンセが、娘のステージングをみて口をぎゅっと結び、わなわな震え母の顔をしていたところ
・誕生日、マザーオブマザー・ダイアナロスとの邂逅

ビヨンセがあまりに仕事人すぎる。もっと突拍子もないセレブリティかと勝手に思っていたけれど、演出家としてもパフォーマーとしてもビジネスマンとしても子育て中の母としても非常にストイックで、私たちの日々の労働、生活と地続きな感じがちょっとだけした。ビジネス、家族、ポップスターの歴史、どれにおいても大黒柱を担っている42歳眩しすぎる。

ビヨンセでもうつになるなら私たちもそうなんだろうし、全部辞めたくなるならそう、ビヨンセに時間がないなら私たちにもないのは当たり前、ビヨンセが過去の自分を超えなくていい、ただ愛をサイクルさせるだけ、と言うならそれで良いんだと本当に思う。

ビヨンセみたいなスーパーウーマンになりたいとちょっぴり思うけど、とにかく、体力、スタミナ、体幹をつけなきゃなにもはじまらないことはわかった!

演出→各公演でダンサー含め衣装丸ごと違うのすごいゴージャス。ヴォーギングの鬼みたいな人たちが結集してて、全員自分のターンであたいが主役ですってなパフォーマンスしててまじすごい。こっちも指咥えてみてるだけじゃなくて、ケツくらい振れるようにならなきゃと思ったよ。
サイボーグが剥離するような登場シーンめちゃくちゃよかった。ビヨンセは動きがめちゃくちゃゆっくりで、仕草の動線も完璧。もちゴリの言うところの「ラインが綺麗」ってこういうことなんやろなって。
スクリーンのサイボーグは、さすがに空山基やんとは思ったけど。それは一旦置いといて、Houston出身なのが関係あるのかわからないけど、ロケットだったりメカニックな世界観と親和性あるなーと思った。ロボットアーム扇子とロボットアームフレーム🖼️めちゃくちゃ好き。
あつき

あつき