「マリッジ・ストーリー」にSF混ぜたみたいな話で面白かった。
映画化された「もう終わりにしよう。」の著者でもあるイアン・リードの小説「もっと遠くへ行こう。」が原作。
オチの1つはなんとなく分かるだろう。でもそこで終わりではなくさらに話は続く。
ものすごい残酷な話だな！と途中で思ったが、見終わってみるとこれはみんなハッピーなんじゃね？と思えた。
ヘンとジュニアの夫婦のもとに訪問者、ジュニアが宇宙移住候補に選ばれ、妻はそのまま残ることを知らされる。夫不在の間はクローンが代わりを務めると。元々夫婦仲はそんなに良くもないように見えたがこんなことになって関係はどう変わるのか。
夫婦の他愛もない言い争いやゴタゴタが続き、もしかして退屈な映画か？と思ってたがいろんな描写の意味があとからわかってくる。
疑問に思う部分や謎のまま曖昧なままの部分もある。それも含めて繋げて想像していくと複雑ではなくシンプルで深いSF、面白い話になってくる。
宇宙の話は出てくるがメインは地上の二人と訪問者。
夫婦の愛と絆と倫理観をSFで問うみたいな映画だった。
コメント欄にメモあり👇
