映画撮影のために訪れた古民家には幽霊がいたお話
主演女優にパワハラ以上のダメ出しをして尊厳を奪い、思考を停止させたのちに褒めたたえてその気にさせて押し倒そうとするダメ監督の描写だけは良かったものの、そこから先が非常にイマイチ
せっかく「幽霊が出るシーンを撮影していたら本物の幽霊が映り込んでいた」なんていう貴重なシーンなのに、幽霊も幽霊役もパンダメイクだし、それよりも「ケータイを落として連絡がとれなかったうえ、電車の人身事故で時間通りにこれなかったばかりか歩いて現場まで来ようとしたら道に迷って到着が夜中になった」エピソードのほうが気になっちゃいました
その他色々な詰めと描写が甘く面白いとまではいかなかったものの、お話自体は失敗しようがないほどオーソドックスなものなのでどこか違う形でもっといいものを見られたらいいですね
