怪盗キッドがこんなことあったなと回想する怪盗キッド登場TVSP回の総集編。キッド初登場の真珠のやつの「コナンVS怪盗キッド」、『そして誰もいなくなった』が元ネタの烏丸蓮耶の話の前にある時計台のやつの「集められた名探偵！ 工藤新一vs.怪盗キッド」、そして空中歩行するやつの「怪盗キッドの驚異空中歩行」の3つから再構成されている。
半端じゃないダイジェスト感で、「コナンVS怪盗キッド」に関してはナレーションベースですぐに終わる。後半の船の中でのやつはバッサリカット。2024年公開のキッド登場劇場版『100万ドルの五稜星』に向けての総集編だと思うが、こんなにダイジェスト感満載ならサブスクでそれぞれのTVSP観たらいいのではと思う。時計台のやつと空中歩行のキッドが仕掛けるトリックがメインとなるが、そもそもガバガバトリックだしな。特に空中歩行のやつ。
『名探偵コナン』は分かりやすいぐらい他作品が元ネタのやつあるが、『まじっく快斗』はまんま『ルパン三世』と（中森とかまんま銭形）、三つ子の魂百までもとは思う。つーか『ルパン』好きすぎだろという、時計台のやつのスクリーン裏のシーンなんか画がまんま『カリオストロ』だし、工藤有希子の元ネタは『ルパン三世』第１シリーズの不二子の声優二階堂有希子からだし、この総集編ではカットされている「コナンVS怪盗キッド」の後半の船での話の元ネタは『ルパン三世』第１シリーズの第14話「エメラルドの秘密」（これまた不二子の声優の増山江威子がゲストで出てるやつ）だしで、『ガンダム』といい子供の頃に観ていて好きだったものをそのままぶち込むというスタイル。
主題歌はWANDSという調べたところボーカルは3代目らしいが、「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」期の2代目ボーカルの人といい、こういう感じの声質の人をボーカルにたてているのでなんか一貫性はあるように思えてくる。
