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名探偵コナン vs. 怪盗キッドのmarimoのレビュー・感想・評価

3.0
年明けの恒例上映
要はGW公開の新作プローモーション目的の総集編を劇場公開した作品

「緋色の弾丸」では「緋色の不在証明」
「黒鉄の魚影」では「灰原哀物語~黒鉄のミステリートレイン~」

そして今回
「100万ドルの五稜星」では「名探偵コナン vs. 怪盗キッド」

ほぼテレビ放送まんまの作品です
コナンの新作か!と騙されて鑑賞してしまう人もいそうです
(おそらく「緋色の不在証明」はガチで騙された人多いと思ってます)

でもコナンは何やっても良いんです
あのテーマ曲を劇場の音響で聞けたら無条件でテンション上がってしまうので
何をやっても良いんです

新作の公開直前にはサブスク配信されますので…まあ良心的です

見どころは
コナン(工藤新一)が務める冒頭の自分語り(登場人物説明)が
各作品のメインメンバーに切り替わっていること

今回は怪盗キッドバージョンです
(どちらもCV山口勝平なので新鮮さは少ないです)

今回の総集編は主に2作品をパッケージ
「工藤新一 vs. 怪盗キッド」
「怪盗キッドの驚異空中歩行」

このチョイスの良さは
それぞれ
怪盗キッド目線でのエピソードと
コナン目線でのエピソードであること

さらに
怪盗キッドこと黒羽快斗の幼馴染である中森青子
青子のお父さんでキッドを追いかける中森警部
怪盗キッドの標的代表の鈴木次郎吉(園子の叔父さん)

と、キッドを取り巻く登場人物についての関係性が分かりやすくまとまってます

本作
「100万ドルの五稜星」の予習作品ではあるものの
怪盗キッドが登場する劇場版全ての予習作品としてもオススメです

ネタバレってほどでも無いですが

新作部分はおそらくラストのみ
「100万ドルの五稜星」の舞台となる函館に向かう直前
キッドの回想という形で語られる総集編だったことが分かるわけです
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