Tatsunori

ぼくが生きてる、ふたつの世界のTatsunoriのレビュー・感想・評価

4.8
すごい。ラスト気がつけば涙が止まらなかった。映画の演出とともに静かに流れ続けた。

最もすごいことは、障害など抜きにして、これはどこにでもいる母と子の普遍的な愛のカタチであること。

耳の聞こえない両親のもとで育った少年の成長と葛藤の物語。
自分の家族の言いたくないこと、恥ずかしいこと、誰もがひとつは抱える隠したい悩み。
他の家族、社会を通して知っていくこと。
これは誰もが自分ごと化できるのではないだろうか。

何気ない日々とその出会いで、悲しみと幸せを感じれる、人生の切なさと美しさが詰まっていた。

忍足さんの演技が素晴らし過ぎる…。
本編音楽が一切ないのもすごい。
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    Tatsunori

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    映像作家。本は苦手、映画育ち。 映像技法、技術などで主に評価。 評価基準↓ ★5.0 殿堂入り ★4.9〜4.8 好きな映画 ★4.7〜4.5 めっちゃいい ★4.4〜4.0 いい ★3.9〜3.…

    映像作家。本は苦手、映画育ち。 映像技法、技術などで主に評価。 評価基準↓ ★5.0 殿堂入り ★4.9〜4.8 好きな映画 ★4.7〜4.5 めっちゃいい ★4.4〜4.0 いい ★3.9〜3.5 まぁまぁいい ★3.4〜3.0 好きじゃないかも ★2.9〜0 なるほど…