サトシ

ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争のサトシのレビュー・感想・評価

2.0
2022年9月に他界したフランスの巨匠ジャン=リュック・ゴダールの遺作となった短編映画。

ゴダール自身による手書きの文字、絵、写真、映像のコラージュに音楽やナレーションをあわせ、比類なき独創性とインパクトで描いたゴダール芸術の集大成的作品で、音楽とサウンドトラックの切れ目にはゴダール自身の老いた、穏やかな、そして激しく震える声を聴くことができる。

ジャン=リュック・ゴダール作品は鑑賞していない事に気が付きましたので、改めて鑑賞したいです。
映画本編ですが始まってから画像が静止、音声も無く、体感としてはあまりも永く非常に居心地が悪かったです。そしていきなりの音声にジャン=リュック・ゴダールの肉声が入ってきて、再度の静寂です。分かった事はロシアを痛烈に批判しており、ロシア語も聞きたくない程であるという事ぐらいです。自身が最高傑作だと言わしめたそうですが、自分があまりにも未熟なせいで、面白いかと問われると面白くないと即答できる程で、全く刺さらず過去1番面白くない作品として選ばせて頂きます。映画館で終わった後、何人かため息が漏れていました。残念です。
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