72点
ノーベル医学賞を受賞した寅次郎の夢から始まる第28作目🎬
九州の筑後川のほとりをフラリと訪れた寅さん
そこで風変わりな娘・愛子と知り合い、2人で商売に精を出すことになる
ある神社の縁日で、テキ屋仲間・常三郎の女房・光枝が亭主に代わって働くのを見かけた寅さんは、重病に伏す常三郎を見舞うことに...そこで「俺が死んだら、光枝を女房に...」と頼まれた寅次郎は、つい約束してしまうことに...
そして、亭主を亡くし上京した光枝にそわそわする寅次郎はついに所帯を持とうと決心するのだが...🗾
渡世人の末路を考えさせられた寅次郎が、健気にも一般社会人になろうとする展開はいつもと違う...と言っても最後はお決まりの失恋パターンに収まるのですが...🤗
余命いくばくもないテキ屋の常三郎に小沢昭一👤
また、寅さんと珍道中を繰り広げる愛子を岸本加世子が好演👍
漁師の兄・地井武男と描かれる兄妹のサブストーリーも、寅次郎とさくらの関係をなぞっているようで興味深い👥
ところで本編で寅次郎が佇んでいた大分県日田市にあるJR夜明駅🛤
2017年の九州北部豪雨災害でにより添田駅~夜明駅間は寸断されていて、今でも代行バスが運行中、しかも未だに復旧の見通し立たずの状態...😓
以前、青春18切符で訪れたのが懐かしく思われました🛤
やっぱり寅さんシリーズは旅情を誘う名作ばかりだなぁ🎬