有能猫

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉の有能猫のレビュー・感想・評価

3.1
映画館で見たPVが面白そうで興味を持ち鑑賞。ウマ娘自体はハルウララさんとゴルシだけぼんやりと知ってるレベルのにわかだったが、主人公の目標がストーリー序盤でちゃんと最強のウマ娘になると名言してくれてたから話のゴールがわかりやすくにわかでもある程度楽しめる映画だったと思う。もちろん要所要所モブ的な感じでウマ娘ちゃんたちが出てきてたのでウマ娘を知ってればより楽しめるとは思うが。

話の大筋的には思ってたより結構王道なスポ根物語だった。王道スポ根物語好きなのでこれは嬉しい誤算。

カフェさんとダンツさんの描写が少なすぎ感ある。ポッケとダンツさんとで一騎討ち的展開になった時もダンツさんの描写が少なすぎてまあポッケが勝つんやろなぁって全くハラハラせんだしな…。カフェさんに至ってはポッケと直接対決的展開にならなかったからストーリーだけで見たら蛇足でしかないな…となっちゃった正直────いやカフェさん可愛いのでいてはほしいんですけどね!!てか本編見たらわかるんだろうけど結局カフェさんのイマジナリーフレンドさんって何やったんすか…?

フジキセキさんはいいキャラしてたと思う。他作品のキャラを例に出して申し訳ないが星宮いちご-大空あかりの関係性のようなものをフジキセキ-ジャングルポケットに感じてグッときた。こういう師弟関係?のような憧れをもとに築く関係性っていいよね。

音が凄いリアルで本当にレース場にいるみたいでドキドキした。あんまり映画で音がいいな…と感じた経験がなかったから本当に音凄いと思う。音に関する語彙がないから凄いしか言えないが…。

絵もすごかった。何というか音もそうなんだけどレースの切迫した雰囲気の表現が上手すぎる。ので話の展開上かなり序盤の方でレースの描写が入るからそこでもう心掴まれたよね。入りは良かったと思う。

史実を忠実に再現してるだけあり、最終レースではテイエムオペラオーと熱戦を繰り広げていたが正直最終レースはアグネスタキオンとの直接対決にしてほしかった感はある…まあこれは仕方ないことだけども、でもテイエムオペラオーさんはちょろっとしか出てなかったからラストレースこの子かーとちょっと思った。
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