MasaichiYaguchi

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉のMasaichiYaguchiのレビュー・感想・評価

4.0
実在する競走馬の名前と魂を受け継ぐ「ウマ娘」たちの奮闘を描き、爆発的ヒットのスマートホン向けゲームを中心にアニメや漫画など様々な媒体で人気のメディアミックスコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」の初の劇場版は、ウマ娘・ジャングルポケットを主人公に激熱のドラマを繰り広げる。
フリースタイルレースの世界で荒くれ者たちを束ねてきたジャングルポケットは、国民的人気スポーツエンタテインメント「トゥインクル・シリーズ」でのフジキセキの走りに衝撃を受け、最強を目指すべく公式レースの世界へと飛び込む。
タナベトレーナーと共にデビューを果たし、一生に一度しか走れない栄誉あるクラシック三冠レースに挑む彼女の前に、天才的頭脳を持つアグネスタキオンやミステリアスなマンハッタンカフェら同世代のライバルたちが立ちはだかっていく。
本作の主な舞台である競馬場というと、以前は耳に赤ペンを差した馬券おやじがうろつき回り、レース中は怒号が飛び交い、レース後は、外れ馬券が辺りに散らばっているイメージだったが、今は綺麗でお洒落、まるでデートスポットのような雰囲気になっている。
更に競馬をギャンブルというよりスポーツとして捉える人が増えていて、この「ウマ娘 プリティーダービー」は、正にスポ根ものと言えると思う。