MasaichiYaguchiさんの映画レビュー・感想・評価

MasaichiYaguchi

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映画大好きオジサンです。

映画(771)
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劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人(2018年製作の映画)

3.7

週刊少年マガジンで連載中の人気コミックを、原作者・鈴木央さんの描き下ろし完全オリジナルストーリーでアニメ映画化した本作では、雲の上にある「天空宮」を舞台にスケール大きいバトルが繰り広げられる。
この劇
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.8

本編に入る前から際どい笑いで場内を沸かす昨年の邦画実写の興行成績でナンバーワンを記録した「銀魂」の続編は、守りに入らず攻めまくっている。
この続編は原作の「将軍接待篇」と「真選組動乱篇」をハイブリッド
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輝ける人生(2017年製作の映画)

4.1

リチャード・ロンクレイン監督が、主演のイメルダ・スタウントン、ティモシー・スポール、セリア・イムリー等のイギリスの名優達と描いた本作を観ると、改めて本当の幸せ、豊かな人生とは何かということを見詰め直し>>続きを読む

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.0

スペインの女性監督カルラ・シモンが自身の幼少期のことをもとに映画化した本作は、両親を病気で失って叔父夫婦に引き取られた少女フリダの揺れ動く繊細な心情に寄り添うように物語が展開していて、いつの間にかその>>続きを読む

かごの中の瞳(2016年製作の映画)

3.4

「恋は盲目」「あばたもえくぼ」と言われるが、それが何かの切っ掛けで相手の真の姿を目の当たりしたら、2人の関係は一体どうなってしまうのかを、幻想が入り混じる映像と共にサスペンスフルに展開していく。
ブレ
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ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)

3.6

この映画を観るまで、1943年6月19日のナチス宣伝相ヨーゼフ・ゲッペルスの「ベルリンからユダヤ人を一掃した」宣言を〝鵜呑み〟にした歴史認識を持っていて、大戦下のベルリン各地に7000人ものユダヤ人が>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.8

日本で2012年に公開されてヒットした韓国映画を元に、1990年代の日本に舞台に移して篠原涼子さんと広瀬すずさんのW主演で大根仁監督がリメイクした本作は、当時のコギャルファッションと数々のヒットナンバ>>続きを読む

追想(2018年製作の映画)

3.6

シアーシャ・ローナンが「つぐない」以来11年振りにイアン・マキューアン原作の映画化作品に主演した恋愛物は「恋愛と結婚は別」ということを、その難しさやそこから生じる葛藤や切なさを描いていて胸が締め付けら>>続きを読む

センセイ君主(2018年製作の映画)

3.5

愚直という言葉があるが、一生懸命にやるよりも要領良くやる方が評価される昨今、本作のヒロイン、通称さるまんこと佐丸あゆはの好きな相手に対するひたむきさ、真っ直ぐさに初めは笑っていたのが、いつの間にか心動>>続きを読む

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.8

原題〝L’amant double〟を直訳すると「二重の恋人」になるが、アメリカのジョイス・キャロル・オーツの短編小説を原案にフランソワ・オゾン監督が映画化した本作では「二重」のイメージ、双子、鏡に映>>続きを読む

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.9

押見修造さんの同名コミックを実写映画化した本作は音楽を題材とした青春物ではあるが、この手の作品に有り勝ちな予定調和や綺麗事を排除して、ある意味、心に刺さるようなストーリーを展開する。
本作の印象的なタ
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.7

推定で200万人の大粛清を行って恐怖政治を敷いた独裁者スターリンの急死によって引き起こされた政権内部抗争劇をブラックな笑いと共に描く本作を観ていると、国民そっちのけで派閥作りをしている何処ぞの国を思い>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.5


ジェイソン・ライトマン監督が「ヤング≒アダルト」で主演したシャリーズ・セロンと再タッグを組んで描くのは、三人の子どもを抱えて家事や育児に疲弊した女性の再生物語。
セロンは本作のヒロイン・マーロを演じ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.1

主演のトム・クルーズは私と同世代だというのに、この人気シリーズを重ねる毎に繰り広げられるアクションや主人公が所属するIMFの危機的状況がシビアになって、越えねばならないハードルがどんどん高くなっている>>続きを読む

バオ(2018年製作の映画)

3.7

「インクレディブル・ファミリー」と同時上映のこの短編アニメを観ていると、旅行先の香港での美味しい小籠包の味と、母が注いでくれた愛の思い出で胸が一杯になる。
僅か8分の上映時間で展開する母と不思議な“肉
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.1

前作から14年振りの続編であり、ピクサーにとって記念すべき20作品目である本作は、アニメーションの二次元としての可能性を最大限に引き出しながら、単なるスーパーヒーロー物だけじゃない魅力に溢れている。>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.8

ブロードウェイのロングラン・ミュージカルを映画化して大ヒットした「マンマ・ミーア」が華やかな豪華キャストと共に10年振りに帰って来た。
前作はギリシャのカロカイリ島を舞台にソフィの結婚式を中心に物語が
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3D彼女 リアルガール(2017年製作の映画)

3.3

「美女と野獣」ならぬ「美女とオタク」のピュアな恋を描いた那波マオさんの原作コミックを中条あやみさんと佐野勇斗さんのW主演で英勉監督が映画化した本作からは、究極の格差を乗り越える一途で純粋な思いがギャグ>>続きを読む

劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

3.8

2008年7月にテレビドラマ放送開始以来3rd seasonまで製作され、2009年には土曜プレミアムでSPECIAL版を放映、そして満を持して遂に劇場版が公開された。
この劇場版は誕生から10年とい
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.6

テニス史に残るビヨン・ボルグとジョン・マッケンローとの〝3時間55分〟に及ぶ1980年のウィンブルドン決勝戦を山場に実話ベースで映画化した本作は、少年時代にまで遡って彼らが抱いた葛藤や苦悩を交えて夫々>>続きを読む

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

3.8

近年はアベンジャーズやジャスティス・リーグのようにチームで巨悪と戦うことが多くなったが、基本的にアメコミヒーローは自警として個人で悪と戦うのに対し、日本のヒーローは組織や公の機関に属して戦う。
そして
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

女性に対するセクハラや性的暴力を告発する〝MeToo〟運動の機運が世界的に高かまっているように思えるが、本作はそんな男尊女卑な社会に爽快な一撃を喰らわしているような気がする。
スティーブン・ソダーバー
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BLEACH(2018年製作の映画)

3.3

週刊少年ジャンプ創刊50周年の今年、劇場版アニメも好評だった久保帯人さんの漫画「BLEACH」が、福士蒼汰さん主演で「アイアムアヒーロー」「いぬやしき」の佐藤信介監督によって実写映画化された。
実写映
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雨の首ふり坂(2018年製作の映画)

3.4

池波正太郎さんが自らの小説「雨の杖つき坂」を新国劇の島田正吾さんの為に戯曲化したものを、中村梅雀さん主演で映像化した本作では渡世人の世界がハードボイルドタッチに繰り広げられる。
本作は時代劇であるにも
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.5

「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話大系」の森見登美彦さんの日本SF大賞受賞作をスタジオコロリドが長編アニメーション化した映画からは少年時代の夏の思い出、熱い日差しや夕立、草いきれや水の匂い、そして苦労>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

人気俳優や有名人が出演している訳でもなく、映画のテイストも限りなく自主映画ノリなのに、満席のシアターでは何度も笑いが起き、終映時に自然と拍手が湧いて、プログラム購入の為に長蛇の列が出来る。
一般上映で
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.9

シリーズ生誕25周年を飾る本作は「ジュラシック・パーク」第1作に立ち返ったように、生命科学技術が発展、進化する中で「神の領域」まで踏み込んだ人類に警鐘を鳴らすドラマにエモーショナルな要素も交え、スリリ>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

4.1

様々な作品で家族を見詰め、描き続けてきた細田守監督の最新作では、何処にでもいそうな子育て家族を題材に、日常と非日常、現実とファンタジーという相反するフィルターを通して家族を形作るもの、奇跡と言えるよう>>続きを読む

ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.7

未だ二十代だった頃、マイケル・パレとダイアン・レイン主演でウォルター・ヒルが監督した80年代ロック・スピリッツ溢れる、この青春映画に身も心も熱くしたものだが、三十数年振りにデジタルリマスター版をスクリ>>続きを読む

クレイジー・フォー・マウンテン(2017年製作の映画)

3.5

このオーストラリア製作のドキュメンタリーは、原題〝Mountain〟が表すように山と人との関係を、時代の変遷や文化や装備の進展による山への取り組み方の変化を通し、「そこに山があるから」という言葉では括>>続きを読む

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

3.7

キューバの音楽・ソンと、そのソンを魂を込めて歌う「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の老ミュ−ジシャンに魅了されたヴィム・ベンダース監督によるドキュメンタリーの前作から18年の時を経て登場した続編は、>>続きを読む

君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.5

「アズミ・ハルコは行方不明」の松居大悟さんが原作・脚本・監督を担当した完全オリジナル作品で描かれるのは、ある女性との出会いが切っ掛けで可笑しな方向に突き進んだ3人の男たちの異常な恋愛劇。
主演の池松壮
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.9

昭和30年頃まで実在した「女相撲興行」と大正末期に暗躍したアナーキスト結社「ギロチン社」を題材に、史実をもとに瀬々敬久監督がオリジナル企画で映画化した本作からは、関東大震災直後の絶望と閉塞感溢れる日本>>続きを読む

ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.4

「TSUTAYA CREATOR′S PROGRAM FILM2015」準グランプリ受賞のオリジナルストーリーを池田エライザさん主演で映画化した本作は、幽霊となった死者たちとの交流の中で、不思議>>続きを読む

ピース・ニッポン(2018年製作の映画)

3.6

ゴールデンウィークやお盆、シルバーウィークや年末年始等、長期休暇を取得すると、心は海外旅行に傾いてしまうが、約8年間の製作期間を費やして全国47都道府県、200カ所以上を4Kで撮影した本作を観ていると>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

タイトルの「ウインド・リバー」は米ワイオミング州にあるネイティヴ・アメリカン保留地名を表している。
この作品は、この保留地で起きた女性殺人事件担当のFBI捜査官と、それをアシストするベテランハンターが
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