MasaichiYaguchiさんの映画レビュー・感想・評価

MasaichiYaguchi

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映画大好きオジサンです。

映画(681)
ドラマ(0)

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.3

米同時多発テロに対する最初の反撃という実話を基にクリス・ヘムズワース主演で映画化した本作では、作戦に参加した陸軍特殊部隊員達が馬に乗ってスリリングでパワフルな戦闘を繰り広げていく。
彼らが騎乗戦闘する
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

ドイツの名匠ファティ・アキン監督がダイアン・クルーガー主演で、突然起こった悲劇で家族を奪われた悲しみのヒロインが、追い討ちかけるように被る理不尽を通して最後の「決断」に至るまでをエモーショナルに描く本>>続きを読む

ママレード・ボーイ(2018年製作の映画)

2.5

吉住渉さんの人気少女漫画を実写映画化するにあたって、量産されるこの手の恋愛物の定石の殻を打ち破ろうと製作サイドが意外性を打ち出した本作は、映画で描かれるあり得ない設定や展開が空回りしているように見える>>続きを読む

いぬやしき(2018年製作の映画)

3.4

奥浩哉さんの人気コミックを佐藤信介監督が木梨憲武さんと佐藤健さんのW主演で実写映画化した本作では、夫々家庭に問題を抱えた主人公達が不幸な遭遇によって人ならざるものになったことによる明暗や善悪を、最新V>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.0

W.B.イェイツの「再臨」の一節から始まり、それで幕を閉じるマーク・ウェブ監督の最新作は、ニューヨークを舞台に人生に迷子になっている青年トーマス・ウェブを主人公に、彼が様々な出会いを通して自分自身を見>>続きを読む

ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.5

本作の冒頭でオスカー・ワイルドの「みんなドブの中にいるが、そこから星を眺める奴もいる」という言葉が出てくるが、1977年のミネソタにいる少年ベンと、1927年のニュージャージーにいる少女ローズは、50>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.3

ゴジラやウルトラ怪獣、マジンガーZやガンダムを観て思春期を過ごした1人として、ギレルモ・デル・トロが監督・脚本を手掛けた前作は、日本の怪獣物の伝統である「着ぐるみ」感を出したり、それらモンスターと戦う>>続きを読む

蝶の眠り(2017年製作の映画)

3.4

ジャンヌ・モロー主演の「デュラス 愛の最終章」にインスパイアされたチョン・ジュウンが監督・脚本を担当し、5年振りに中山美穂さん主演で製作された恋愛映画は、小説がモチーフになっていることもあり、文学的で>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

近未来の電脳空間を舞台に若者たちの冒険を描くスティーブン・スピルバーグ監督最新作は、イマジネーションが大きな翼を広げて飛翔しているような、おもちゃ箱を引っ繰り返して少年時代に戻ったような楽しさやワクワ>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

3.8

ハンガリーの鬼才イルディコー・エニェディ監督の18年振りの最新作は、内気で人とのコミュニケーションが苦手で潔癖症という心にハンデを持つ若い女性マーリアと、片手が不自由という体にハンデを持つ中年男エンド>>続きを読む

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.4

鄭義信さんが、数々の演劇賞に輝いた自らの人気戯曲を映画化した本作では、大阪で万国博覧会が開催された高度経済成長期の真っ只中、その繁栄とは無縁な地方都市の一角で小さな焼肉店を営む在日一家のドラマを通して>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.9

現代美術館の著名なキュレーターが被った災難の顛末を描く「フレンチアルプスで起きたこと」のリューベン・オストルンド監督最新作は、世界で拡大する格差による階層化、その事による他者への無関心や差別、更にSN>>続きを読む

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.3

「友情・努力・勝利」というジャンプ三原則があるが、女子レスリングを題材に父娘の熱い絆が描かれる本作の場合は「愛情・努力・勝利」になると思う。
自分が果たせなかった夢を子供に託す親は何処でもいつの時代に
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アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

3.3

原題「Unlocked」の直訳は「鍵の掛かっていない、ロックされていない」だが、この作品の場合では「秘密などが明らかになった」という意味だと思う。
ノオミ・ラパスが演じるヒロイン・アリス・ラシーンは優
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.6

リュック・べッソン監督が長年の悲願を結実させた本作はイマジネーションとファンタジーに溢れ、その美しい映像で我々を圧倒する。
映画の舞台となっている巨大宇宙ステーション・アルファには人類をはじめとして多
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

4.0

警察学校を題材にした映画というと「ポリスアカデミー」シリーズが有名だが、パク・ソジュンとカン・ハヌルという韓国の若手ホープ俳優がW主演した本作では、現場経験ゼロの警察大学生2人が偶然遭遇した凶悪な拉致>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.8

元CIA局員ジェイソン・マシューズの同名小説を「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンス監督がジェニファー・ローレンス主演で映画化したスパイサスペンスは、カーアクション、銃撃戦や肉弾戦てんこ>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

第69回日本推理作家協会賞を受賞した柚月裕子さんの同名小説を、役所広司さん、松坂桃李さん、真木よう子さん、江口洋介さん、ピエール瀧さん、石橋蓮司さん等の豪華キャストで白石和彌監督が映画化した本作は、「>>続きを読む

Oh Lucy!(2016年製作の映画)

3.5

孔子は「四十にして惑わず」と言ったが、長寿化によって人生80年時代と言われる現代において40代は「人生の折り返し」であり、「人生考え直し」の時期だと思う。
本作のヒロインの節子は会社では存在感の薄い4
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私は絶対許さない(2018年製作の映画)

3.4

レイプ、それも集団レイプをモチーフにした作品というと、主演女優賞や作品賞に輝いた「告発の行方」、「さよなら渓谷」、「ポエトリーアグネスの詩」等があるが、実際に性暴力被害を受けた雪村葉子さんの手記を精神>>続きを読む

北の桜守(2018年製作の映画)

3.5

先日は霙や冷たい雨が降って冬に逆戻りという感じだったが、陽気も春らしくなって、会社から程近い上野公園の桜は満開で花見客でごった返している。
「梅は咲いたか桜はまだかいな」と開花を心待ちしている人は多い
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曙光(2018年製作の映画)

2.4

JR東日本は、3月を「自殺対策強化月間」として、自殺に追い込まれようとしている人が生きることを選択できるようにと「生きる支援」キャンペーンを行っているが、この作品は個人レベルでその支援を行った家族を取>>続きを読む

きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)

3.8

アメリカから遥か離れた場所の遠隔監視を題材にした作品というと、「ドローン・オブ・ウォー」や「アイ・イン・ザ・スカイ世界一安全な戦場」のような戦争物を思い浮かべてしまうが、同じハイテクでも本作には温もり>>続きを読む

ベルリン・シンドローム(2017年製作の映画)

3.3

「ライト/オフ」のテリーサ・パーマー主演の本作はブリー・ラーソンがオスカーに輝いた「ルーム」と同類の監禁物なのだが、「ルーム」との違いは、アート系の女性が監督していることもあって、サスペンススリラーな>>続きを読む

生きる街(2018年製作の映画)

3.8

東日本大震災から7年、人によって「もう」か、いや「未だ」なのかと捉え方は様々だと思う。
この作品では大震災で人生が一変してしまった或る家族を取り上げ、一家の母である佐藤千恵子を中心にして2人の子供たち
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.9

心が温かいもので一杯になるこの映画のエンドロールで流れるハンス・ジマー、ミシ・ヘイル、スティーブ・マッツァロによる楽曲「What the World Needs Now is Love」が、本作のテー>>続きを読む

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.9

末次由紀さんの少女漫画を広瀬すずさん主演で実写映画化した3部作は、ヒロイン綾瀬千早が競技かるたと出会った小学生時代から瑞沢高校で競技かるた部を設立して全国大会を目指す「上の句」、はじめは競技かるたに不>>続きを読む

トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.3

シリーズ累計出荷、ダウンロード販売本数が昨年時点で6,300万本に達している人気ゲーム「トゥームレイダー」を実写映画化したものというと、アンジェリーナ・ジョリー主演作品が思い浮かぶが、本作は過去のシリ>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

ベトナム戦争が泥沼化していた1971年に大きなニュースとなった実話を基に、メリル・ストリープ、トム・ハンクス、スティーブン・スピルバーグ監督というハリウッドを代表する3人がタッグを組んで映画化した本作>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

ジョー・ジョンストン監督、ロビン・ウィリアムズ主演で映画化され、日本では1996年の3月に公開され大ヒットした「ジュマンジ」の続編が、まさか22年後に公開されるとは夢にも思わなかった。
続編である本作
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.4

リーアム・ニーソンがジャウム・コレット=セラ監督と4度目のタッグを組んだ本作は、過去のタッグ作品同様、主人公が不条理にも絶体絶命のピンチに陥って奮闘する展開。
本作の主人公の設定や展開から各国で初登場
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

先日発表されたアカデミー賞で、ウィンストン・チャーチルを演じ切ったゲイリー・オールドマンが主演男優賞、そして容貌の全く違う彼をチャーチルに見事に変身させた辻一弘さん他2名がメイクアップ&ヘアスタイリン>>続きを読む

やっさだるマン(2018年製作の映画)

3.3

大森研一監督の最新作は、長編デビュー映画「ライトノベルの楽しい書き方」の主要キャストを再結集した三原築城450年記念映画。
映画は三原市役所職員である若者達が、「ゆるキャラグランプリ」全国236位と人
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.8

本当の幸せとは、愛ある生活とは何なのかを「父、帰る」「裁かれるは善人のみ」のロシアの鬼才アンドレイ・ズビャギンツェフ監督は、近隣諸国の内戦ニュースと終末感溢れるロシアを舞台に、ある一家に起きた12歳の>>続きを読む

シューマンズ バー ブック(2017年製作の映画)

3.5

お酒に強くないので一人でバーに行くとか、カクテルを粋に傾けるということがない私だが、バーとカクテル界のカリスマ的存在であるチャールズ・シューマンを取り上げたこのドキュメンタリーを観ると、そこにある歴史>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

カナダで最も有名な画家モード・ルイスとその夫エベレット・ルイスの夫婦愛の物語は、彼女が描くシンプルだけどキュートで温もりのある絵のように心の襞に触れてくる。
ヒロインのモードを演じるのは、同様に現在公
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