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スーパーの女のSadAhCowのレビュー・感想・評価

スーパーの女(1996年製作の映画)
4.0
2021 年 64 本目 

昨日につづき伊丹十三作品。『お葬式』、『マルサの女』、『大病人』と、伊丹作品は身近な気付きからできた作品がたくさんあるけど、本作もそのひとつ。

店の商品を横流ししてた精肉部チーフがなぜか警察に突き出されない、最後にぶち込まれるトラック野郎一番星など、ツッコミどころが多いのも事実だが、基本的に勧善懲悪の作品なのでそこまで気にはならない。スーパーという舞台が極めてリアルなので、あえて芝居感を強めにしたのかな。

かつてラディカル・フェミニストとして名を馳せた田嶋陽子や、まだ 20 代だったころの伊集院光など、脇役も実に良い作品。あとレジ担当が松本明子の姉さん! 昔から美人なんやな…。
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