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告白 コンフェッションのすずすのネタバレレビュー・内容・結末

告白 コンフェッション(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

16年前、山岳部の女性さゆりを事故で亡くして以来、2人で慰霊登山を続けている浅井とジヨンだったが、冬山で遭難。死を間近にジヨンがさゆりは自分が殺したと告白するが、山小屋を見つけ、2人は生き延びる。浅井はジヨンに殺されるという強迫観念にかられ、それは現実となっていく。しかし過去の殺人には裏があり、イビツな過去の三角関係は山小屋でのサバイバルと化していく。

映画の失敗の原因は、
①殆ど2人芝居にも関わらず、どちらの人物にも感情移入出来ない設定になっていること。一人は話の中盤で殆どゾンビ化するので、浅井の設定の問題。
②2人で90分、狂気を見せるには、俳優の技量が不足していること。特に、浅井の軽い芝居にはコメディ・テイストが滲んでいて、決定的な失敗。
③全体の恐怖感が低い分、ホラー的な演出場面も怖さレベルが上がり切らない。
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