きはるのずん

ブルーイマジンのきはるのずんのレビュー・感想・評価

ブルーイマジン(2024年製作の映画)
4.9
特に性暴力やハラスメントの加害者側、被害者側のそれぞれの向き合い方の一つが心理的、そこに付随する言動と変化が描かれている作品。

特に、被害者の方やその方の身近な存在の方にとっての向き合い方について、フィクションの映画作品であり、事情や背景等は異なれど、現実でも当事者だけでなく周囲の身近な存在の人にとっても「明かりある道標」となるような内容でもあると思ったので、現在進行形で性被害に苦しんだり悩んでる方、トラウマ等と向き合われてる方へも、また、一人でも多くの方に映画『ブルーイマジン』が届いて欲しいと、一作品の鑑賞者として、一人の人間として想うばかりです。

また、同じ悩みでなくとも、何かに悩まれてる方同士の繋がりや支え合い、同じ空間に居る時間、他愛のない会話をする時間の大切さも作品を通して伝わって来ました。

*2回目の鑑賞後にスコアをプラス、及び追記。