出産間近の方、出産に関することが苦手な方は注意です。本当に不気味で、“悪魔の子生誕” をテーマにした作品なのでインパクト大でした。悪が生まれることの悍ましさを表現したかったんだとしたら製作陣は大成功だと思います。
アンジェリカのシーンは一作目のオマージュでしたね。昔観た時はあのシーンはイマイチピンと来なかったのが正直な感想ですが、こうして観ると、当時の人は確かに衝撃的だったのかも。そう考えると、初見でも楽しめますが、おさらいしてから観たほうが見応えはやっぱりあるなと思います。特にダミアン生誕のシーンでかの有名な曲『Ave Satani』 を流すのは感動しました。監督わかってる！
途中少しの中弛みは否めなかったですが、エンドロールまで気合いが入ってる印象を受けました。 向こうのホラー映画はヒットするとギャグになるまでやり尽くすイメージがデカいですが、ホラー映画の金字塔として君臨している作品なので、時代が変わっても作品への敬意は変わりませんという強い意志を感じました。よくやりきったなと思います。
終わり方もこれぞハリウッドな匂わせ方で、これが現代のオーメン！という感じ。アクション映画風だったけど、今作のつくりを観る限り続編があったとしても盛大に色んな要素を詰めて遊ぶようなことはしなさそう。わりと続編を期待しています。
