森の中のガラス張りの部屋を毎晩何者かが覗きにくる話。
娘シャマランの初監督作品ということで、期待と不安が入り混じった状態で見に行きました。
作風はちゃんと引き継がれていて、私は大好きな世界観でした。終始奇妙なことが起こり続けて、観客の期待が最大限になった時、衝撃の事実が明らかにされる。結末にそれほど目新しさはないかもしれないけど、女性監督らしいオシャレな終わり方で良かった。
映画の舞台のほとんどはアイルランドの森の中だけど、昼と夜では全く違って見えるし、高い位置から俯瞰する映像や、低い位置から見上げる映像など、さまざまなアングルで、森の神秘性を映し出してくれる。
ファンタジー、スリラー、ホラーと色んな要素が入っていますが、全てがセンス良くまとめられていて、新たな才能を感じる作品でした。
