M・ナイト・シャマランの娘、イシャナ・ナイト・シャマランの長編監督デビュー作。
ホラーと言うよりファンタジースリラーやサイコサスペンスって感じで、怖さは控えめ。話としては悪くないと思うが、少しインパクトに欠けている感。映画序盤は登場人物たちが置かれる状況の不可解さが不気味だが、中盤以降”ウォッチャーズ“の正体が割れだしてからは趣が変わり、不気味さは薄れる。ともすれば、童話的なある種の可愛らしさも感じなくもない。都市伝説系の話を好む方は好きな話だと思う。私的にも嫌いじゃない。
父親からの系譜を感じさせるところが多々あり、そういう繋がりを知った上で鑑賞すると、また違った楽しみ方ができるかもしれない。
