YuukiKurubi

凶気の桜のYuukiKurubiのレビュー・感想・評価

凶気の桜(2002年製作の映画)
3.8
比較的政治色の強い映画。
右翼が題材にはなっているがヤクザ映画風でもある。
かつての愛国心を持った日本を暴力で思い出させようと結成されたネオ・トージョーの3人が右翼団体と接近し、生存競争に巻き込まれていく。
窪塚洋介の芯の通った役どころが魅力的。
若頭役の本田博太郎はまさしく怪演。こういう役やらせると右に出る者がいないというか、怪演という言葉がやたら似合う俳優。
ラストはちょっと強引なのであんまり納得がいかないけれど、最近はここまでパンチの効いた社会派の作品は少ないので見応えのある映画。
そういえば主題歌を歌ってるキングギドラも思い返すとかなり社会派なラッパーだったのね。
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