パレードのミストのレビュー・感想・評価

死後の成仏できない世界を描く。現世で心残りを抱える人がともに生活し、現世での生活を見守り心残りを解消していく。新月の日にはパレードのように皆で現世で会いたかったひとを探す。中盤までは物語に軸があり、構成もしっかりしていたが、後半からそれまでの方向性とはズレた展開で物語は進む。気を衒っている感は伝わるが、前半が実話チックなセンシティブな内容だったため、内容の軸が映画制作に変わったり、恋愛感情が少し出たところでげんなりしてしまった。振り返るとパレードの必要性が見当たらず。タイトル合ってる…？