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戦いとは終わりであるのメタ壱のレビュー・感想・評価

戦いとは終わりである(2023年製作の映画)
3.0
ボクシングのリングに変わった労働取引所。
そこで戦う人たちを追った短編ドキュメンタリー作品。

経済やコミュニケーションなど、複雑化している社会。

その上で繰り広げられる遠回しな戦い。

経済格差、差別、誹謗中傷。

でもリングの上は違う。
性別も人種も年齢も関係ない、自分と相手との一対一のシンプルで純粋な肉体のぶつかり合い。

暴力を排除しようとする世の中だけど、これは暴力ではなく一般社会とは違ったコミュニケーションの形。

そしてこれは人間から無くしてはいけないものでもある気がします。
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