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ロードハウス/孤独の街のJIZEのレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)
3.4
元UFCファイターの男がフロリダキーズにある"ロードハウス"で用心棒の仕事に就くなかで美しい島の実態が明るみになるさまを描きだす。魅せ方は"現代版西部劇"。負け犬たちのワンスアゲイン要素も、盛り込む。言わずもがなオリジナル版『ロードハウス 孤独の街(1989年)』のリメイクで、ジェイク・ギレンホール主演での『コヴェナント/約束の救出(2024年)』以来の直近の最新作。またジェイクの作品群では『サウスポー(2015年)』のあの武闘派な感じを丸々彷彿。敵がかなりのイカレ野郎でそいつのおかげでストーリーの大部分が機能していた感触は、ある。リメイクともありプロット自体はやはり古風なまま。主人公の寡黙と覚醒の切り替えは良かった。ジェイク・ギレンホールの名芝居のおかげでアナログの作品の質を底上げできた感はある。PrimeVideo配信ならではの潤沢な予算で工夫したアクションをたのしめた感じです。
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