暴力性たっぷりの作品だが、厭な暴力描写は少なくてカラッとした明るい暴力映画であった
元ネタの映画は知らなかったが、現代でリメイクする意味があるような現代版西部劇で面白い、劇中でも西部劇だとハッキリ明言しているのがまた面白い
元総合格闘家が主人公なのを活用した肉弾戦が多く、ド派手な銃撃戦とはまた違ったアクションの良さがある
特に中盤から登場するコナーマクレガー扮する悪役が魅力的過ぎた
完全な自由人で1人だけGTAから出てきたみたいな人物像で好き放題してる姿は最早清々しい
最終的にジェイク・ギレンホール演じる主人公が何か教訓を得たり、島に残る決意をするわけでもなく、嵐のように去っていくラストがサッパリしていて良い