面白くなかったです…
笑っちゃう所はありましたがホラー映画としては−100点。僕はホラーが観たかったので−100点な気分です。
夢と現実のシーンをごちゃ混ぜにしてるので夢のシーンでの没入感が無いです。夢男が出てきて「あぁ、このシーン夢だったんだ〜」ってなります。全く怖くない。
個人的には夢男の魅力って「訳が分からない、得体が知れない」所だと思ってます。ですがこの映画では夢男の正体は死んだ人間で、呪いで他人の夢に出てるってことにしてます。で、顔をバンバン出してます。夢男の魅力をクソほど消してます。あの奇妙なモンタージュ写真だけが夢男の魅力だと思ってるんでしょうか？夢に出てくる方法も理由も明らかになったら怖さも冷めると思いませんか？実際の夢男の正体は明らかになっているので、逆にミステリアスな話になることを期待していた僕にとっては肩透かしでした…
ただ、夢男に対して日本政府が取った行動、そして終盤にかけての怒涛の展開は狂気的すぎて「これ夢オチで終わるんじゃない？」と思ってしまうほど衝撃的で忘れられないです！印象深い映画でした。
