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理由なき反抗のaikaのレビュー・感想・評価

理由なき反抗(1955年製作の映画)
3.5

「理由なき反抗」って文字列だけ見たらめっちゃ我儘なタイトルだなと思ったけど、映画を最後まで観て彼らの反抗にはちゃんと理由があるじゃん。って思わされました。
「ディーン、君がいた瞬間」を観てジェームズ・ディーンという人物を知って、映画を観たくなった。多分本当は先に彼の作品を観ておくべきでした😂

自分と向き合ってくれない両親に悩むジム。父親に愛されていないと思い悩むジュディ。親からお金という愛情しか貰えないことに悩むプラトー。みんながみんな親、大人に対する不満や悩みを抱えて孤独を感じている、似た者同士の集まりが葛藤する物語。
反抗期って私にもあったし、弟の反抗期も見てきて、住む場所や時代、国籍が変わっても通る道なんだなと感じました。

ただ24時間で結構な若者が命を落としたり、危ない目にあってるのに、不良仲間?が割と平然な所に違和感。もっと仲間の死を悲しまないの・・って冷静になってしまいました( •́ .̫ •̀ )

この映画のレビューを拝見すると皆さん口を揃えてララランドで〜と書いていて、スルーしてきた身としてはいい加減、ララランドと向き合わなければいけないのかなという気持ちにもなりました( 笑 )
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