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めまいのmjのレビュー・感想・評価

めまい(1958年製作の映画)
3.8
中盤のストーリー的な仕掛けの部分は、サイコの中盤のショックな展開みたいに鑑賞者の数歩先を行く展開で、ヒッチコックのエンタメ精神が垣間見える。それ以外は何とも言えない不穏な空気が終始流れていて、果たしてこの物語の先に何が待っているのかソワソワしてくるような、変わったバランスの作品。
その不気味な空気感が凄く記憶に残り、気になって何回も観返したので、ヒッチコック映画の中でも特に印象に残っている1つ。
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