Yoshi

めまいのYoshiのレビュー・感想・評価

めまい(1958年製作の映画)
4.0
とにかく映像が美しい。
同時代の日本映画と比べれば、その差に驚く。それに良く知られたことだが、様々な映像効果のオリジナル、原点みたいなものが随所に散りばめられている。

ストーリー展開はさすがのヒッチコック。今のサスペンスものほど凝ってはいないが、これでもかと謎をたたみかける。ラストシーンのあっけないほどの意外性、というか淡泊さはこの時代ならでは?

それにしても、よくぞこのタイトルを付けたものだと思う。めまい(Vertigo)というキーワードがストーリーを回していく。
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