ニューアークに暮らすブラジル系の青年が恋や仕事、文化の違いに悩む姿を描いたコメディ。
過干渉、過保護な母親を愛し、時に彼女に辟易しながらも、ルディは将来を真面目に考えることができない。
自分のことを決められないモラトリアム的葛藤を瑞々しくリアルに描く。
イライラするほど優柔不断で情けない主人公がさまざまな音、声によって悩みながら前に進む姿は、ある種非常に人間的で愛おしくそしてリアリティがあると言える。
音楽、音を印象的に用いたクリエイティブな演出が斬新で楽しい。
ダンスシーンになると画面の比率も変えている?
色彩も豊かな画面で、それも楽しい。