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マラソン マンのpasatiempoのレビュー・感想・評価

マラソン マン(1976年製作の映画)
3.4
初見。
 小さい頃に観た記憶はありますが、全く内容を覚えていません。ただ、例の拷問シーンは頭の中に映像が残るほど覚えています。

 主演はダスティン・ホフマン、共演でロイ・シャイダーが出ていたんですね。

 オープニングから不穏なBGMが流れ、冒頭からドイツ人の老人とユダヤ人の老人が運転する車が迫力無いカーチェイスの末、事故を起こし運転していた二人が死亡と、モヤモヤとした感じで話に入ります。

 中盤まで単調な話でモヤモヤ状態が続き、大学院生でマラソン好きのベーブ(ダスティン・ホフマン)がスイス人の彼女エルザを兄ドク(ロイ・シャイダー)に紹介する辺りから大きく動き始めます。

 全く関わっていないベーブが知らぬ男達に拉致され何も知らないのに拷問を受ける恐怖過ぎます。
 そして例の拷問!!やはり観てて痛そうですが、記憶ではもっと時間を掛けて長くやっていたイメージですが、間接的な映像と音での表現でした。

 見抜かれた彼女はサプライズも無くドクの言った通りでひと工夫欲しかったところ。

 終盤からラストに向けては銃撃戦もありますが、それ程派手さは無く時代を感じます。
 タイトルが作品にマッチしているかは正直、微妙な感じですが拳銃を捨てて走り出すカットは印象に残ります。


視聴環境:字幕、ノーカット
パンフ:未保有
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