外国映画で誰かわからなくなる君

好きでも嫌いなあまのじゃくの外国映画で誰かわからなくなる君のレビュー・感想・評価

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2024年5月25日新宿バルト9にて公開記念舞台挨拶回を鑑賞。
 真ん中の席でおしっこ我慢しながら観ました。客層がめちゃ悪。右の奴は予告編中にスマホゲームやってるし、左(J列13番)のノーマスクの女は予告編終わってもスマホ弄ってるし。アニメ映画の予告編しか流れないとはいえ作った人にも観客にも失礼極まりない。暗くなってからは料金のうちだし。そもそ手数料込で3000円も取られてるのに。上映中も始まってからかなり時間が経つのに出入りが激しかった。映画を観る環境ではないですね。一つ前(I14)の席のおじさんなんか舞台挨拶中に身を乗り出して見出すし。
 舞台挨拶があるとはいえこの環境なら当選しないほうがよかった。交通費入れて4000円もあったらシネマジャック&ベティで観たい映画の舞台挨拶に行ってたのに。
 環境込の感想なのでだいぶ評価が下がっています。
 柊のお父さん、活かされてないですね。わざわざ探しに行ったんだからもっと活躍しようがあったはず。「なんで追ってきたの?」「父親だからだ」ってその答え方は支配的にも感じる。親子揃って理由を言わない所が似てるな。
 この映画のテーマの一つに“言いたいことはちゃんと伝える”っていうのがあるんだけど、「ここで働かせてください」「理由を言いなさい」「働かせてください」「理由を言いなさい」「働かせてください」「理由を言いなさい」って、ちゃんと理由を言えよ。頑固ってだけで通すなよ。
 クライマックスに入ってから何の話をしているのかわからなかった。鬼ヶ島の話なんかしてたっけ?
 あと雪が降ってる中で半袖なのに誰も寒そうにしていない。雪なの?雪じゃないの?
 あと肝心なところを見せないのが上品な演出だとしても程がある。どんな会話をしたか見せないとこの映画は終われない。
 鬼の里から鬼の少女が来たのにギャップが何もないのももったいない。ご飯食べるとオードリー春日みたいなこと言うし。人間界のテレビ見てる?
 あと劇伴がやかましい。クラクションみたいな音とかキンキンするピアノとか耳に障る。
 次回作は夫婦共演してほしい。
 世界同時配信が映画館と同時ならみんな観るだろうから自分が観なくてもよかったかも。