ヤスマサ

カムイ外伝のヤスマサのレビュー・感想・評価

カムイ外伝(2009年製作の映画)
2.3
白土三平原作マンガの実写映画。
忍の世界を抜け、追われる身となったたカムイ(松山ケンイチ)は、漁師・半兵衛(小林薫)の下で一時の平穏を得るものの、村人・吉人の密告でその日々が終わる、抜け忍の宿命を描くアクション。

ストーリーや演出、殺陣などいいのに、映像技術の問題か、CG、またCGとの合成など稚拙で、折角のアクションが残念な表現となってしまっている。
崔洋一監督、宮藤官九郎脚本ということで期待したが残念。
宮藤官九郎といえば、シリアスなストーリーでも、どこか喜劇感を上手く差し込むイメージだが、そこは皆無だし…。
小雪、大後寿々花といったハリウッド経験者や香港人俳優を擁してた俳優陣、
生き抜け!という宣伝文句も
理不尽な宿命に抗うカムイの孤独を、こんな形の映画で終わりにしてほしくない。
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